文芸部っぽいこと

 

どうも!奇数週担当の仮眠です!

 

今週が第一週目のカウントだとは露知らず、「来週何書こうかな~」と呑気に考えていたら「今日仮眠が担当だよ?」と言われ、大慌てでネタを探したところです

テストネタはすでに使われてしまったし、かといってここに書くべき何かがあるわけでもないというこの状況をどう打破すべきか、僕は某動画配信サイトを見ながら考えていました

で、その結果がこちらになります!

 

どんな文章なら読みやすいのか調べてみた!

 

まぁ、見たまんまの話ですね

僕は基本的に純文学よりもライトノベルのほうが好きで、書くときはどうしても書きやすいライトノベルばかり書いてしまうのですが、今回はそんな僕が二年と少しという短い経験からわかった、「なるべく読みやすい文章」を軽く記事にしてみようと思います

とりあえず、こちら↓を読んでみてください

 

 

「ねぇ、司。私、気になることがあるんだけど、聞いてくれる?」

「……何?」

 自室で本を読んでいる僕の服を引っ張って話かけてきたのは、幼馴染の朱音だ。

 どうやって僕の部屋まで入り込んだのかはわからないが、彼女が部屋に来ることに慣れてしまった僕には大体の予想ができるのだ。

 僕の妹からの情報によれば、朱音はどういうわけから僕の母から家の鍵を預かっているらしいのだ。

 なぜそこまで母から信用されているのかわからないが、僕からすれば迷惑だ。

「バナナの皮って、あるじゃん?」

「まぁ、あるね」

「で、バナナの皮って滑るじゃん」

「確かに、創作の中だとバナナの皮を踏んだらすごい勢いで転んでるね。それで?」

「で、私思ったんだ……」

 朱音はそこで一度言葉を切ると、急に真剣な顔つきになった。

 すぅっと深く息を吸った後、先程よりも声のトーンを下げて言葉を発した。

「なんでバナナなんだろう。どうしてミカンの皮じゃ駄目だったんだろうって。ねぇ、どうしてだと思う?」

「いや、知らないし」

 

 どうですか?

話の内容はともかくとして、読んでて違和感を覚えたりとかするところはないですか?

ちなみに、僕はこれを書いてて「うっわ、なんだこの文……」ってなってました

句読点の付け方などは書き手の好みがあるとしても、あまりにも読みにくいと思います

その原因は何だと思いますか?

 

僕が思うに、文末だと思います

 

この文章では、「~~~だ。~~~なのだ。~らしいのだ」などといったように、文末の文字が何回も連続して登場してしまっていますよね?

それこそが、文を書くことにおいて読み手が「読みにくい」と感じる原因の一つなのです。

もちろん、詩や歌詞などでは文末に変化をつけないことでよい響きが生まれたりしますし、登場人物の強い動揺や怒りなどの感情を表現するうえでは有効だったりするのですが、これを特に強調するべき部分でもないところですると、読み手としては「くどい」と感じるでしょう。

だいたい、自分なりの目安では三回以上文末に変化がないと違和感を覚えます。

 

ものは試しです。先程の文章を直してみましょう

 

 

「ねぇ、司。私、気になることがあるんだけど、聞いてくれる?」

「……何?」

 自室で本を読んでいる僕の服を引っ張って話かけてきたのは、幼馴染の朱音だ。

 どうやって僕の部屋まで入り込んだのかはわからないが、彼女が部屋に来ることに慣れてしまった僕には大体の予想ができる。

 僕の妹からの情報によれば、朱音はどういうわけから僕の母から家の鍵を預かっているらしいのだ。

 なぜそこまで母から信用されているのかわからないが、僕からすれば迷惑でしかない。

「バナナの皮って、あるじゃん?」

「まぁ、あるね」

「で、バナナの皮って滑るじゃん」

「確かに、創作の中だとバナナの皮を踏んだらすごい勢いで転んでるね。それで?」

「で、私思ったんだ……」

 朱音はそこで一度言葉を切ると、急に真剣な顔つきになった。

 すぅっと息を深く吸った後、先程よりも声のトーンを下げて言葉を発する。

「なんでバナナなんだろう。どうしてミカンの皮じゃ駄目だったんだろうって。ねぇ、どうしてだと思う?」

「いや、知らないし」

 

 

という感じになりますね

どうですか? 先程よりもだいぶ良くなったと思いませんか?

文末を少し違う表現にするだけで、文全体がスッキリ読めるのです

 

……日本語って難しいですね

 

 

締めくくり

 

というわけで、僕の今回のブログはここまでにしようと思います

「ちょっと何言ってるかわからなかった」とか「いや、それは違うのでは……?」とかいろいろと言いたいことはあるかもしれませんが……

これはあくまでも僕個人の意見なので「所詮素人の言ってることだしな」と寛容な心で受け止めてもらえると助かります!(予防線を張っておく人)

 

僕がテストから生きて帰ってこれたらまた会いましょう!

では!!